向畑古墳群発掘作業(初期)

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この取材を平成13年11月後半に行いましたので、まだ古墳の外回りの発掘が行われているところでした。
その石棺等までは、まだこれからと言うことです。

このような旧宮田町内での遺跡発掘作業は4年ぶりとのことでした。

ここにその一部を紹介しましょう。これからが何が掘り出されるか楽しみですね。

 向かいの小高い小山が発掘作業中の古墳です。直径10m余りの6世紀後半の「円墳」らしいとのことです。

 手前の石は、写真のように発掘作業中の古墳手前50mの古墳(以前から町役場も確認していたとのこと)の一部分です。
 
 それを一つのぞいてみましょう。これもやはり円墳です。

  約1m程の石のいくつかで造られいました。石室の隙間が見えます。
それをぐっとカメラをさし込んでみたのが右写真です。


 なかなかわかりにくいと思いますが、30pほどの石で組まれた1m×2mほどの石室内部です。無理すれば、中にも入れそうですが・・・、遠慮しました。
なお、明るい部分は、陽射しです。その向きに棺があったのでしょうか。



さあ、これよりもスケールの大きい石室が現れそうです。
何が、そしてそれらは、どのような歴史を語ってくれるでしょうか。

発掘作業現場


横あいから見ました。


 頂上からみた光景です。左写真の裏部分になります。


 上写真は下から見た光景です。
 頂上部分から石室に辿り着こうとしてあるのでしょうか。その切り込みが見えます。
 この石室は「横穴式石室」であろうと推測されています。


 先の小山部分での発掘作業です。総勢10人とのことでした。手鍬と箒だけの発掘作業です。一切、重機等は見あたりません。


宮若市をはじめ近隣の子どもたちに見学させたかったですね。歴史をつくった人々が、よみがえろうとしています。

 


末期の発掘作業 平成14年2月

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