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宮若市石炭記念館初代館長 故井上芳邦氏自分史


 

貝島炭礦への入魂人生

 最近、右上図のような原稿(A4版編集にすると15頁)が、故井上芳邦氏の自宅から見つかりました。それは昭和55年1月から23回にわたって朝日新聞に連載された「20世紀の軌跡」の終了後にその編集に情報提供・協力したご本人が、いろいろな思いを自由に書き綴り、自分史の形で書き残したものと考えられます。その内容は、まさに貝島炭礦に献身的に身を捧げた炭礦労働者の姿であり、時は経っても私たちは、その生き方・考え方に学ぶことが多いと思います。
 その原稿をご長男・長女の方がワープロで整えられました。さらに編集担当は、その内容を前後並べ替えるなどして、4部に編集しました。
 なお、不明な字句などは編集者で判断し整えた分があることをお断りしておきます。また、個人名などが出てきますが、この内容は、上記の「20世紀の軌跡」で朝日新聞に掲載されていますので、ご了承ください。





1 貝島炭礦入社と文化活動

 
      続  働  っ  か  み  が     礦  発  当           第      ┐            
      け  い  た  つ  働   ` 私  に  で  時  私  一     一     貝        宮    
      る  て   ゜ て  い  炭  も  電  九  の  が        部     島        若    
      こ  い  何  学  て  礦  過  工  十  東  昭  貝           炭        市    
      と  た  故  校  居  も  去  と  二  三  和  島     貝     礦     故  石    
      に  貝  と  の  た  終  い  し  名  坑  二  炭     島     へ     井  炭    
      な  島  は  教   ゜ 戦  ろ  て  の  と  十  礦     炭     の     上  記    
      っ  で  な  師  大  直  い  戦  殉  云  一  入     礦     入     芳  念    
      た  私  し  を  学  後  ろ  後  職  う  年  社     入     魂     邦  館    
       ゜ も  に  し  出  で  な  二  者  昭  五        社     人     氏  初    
         親   ` た  も  多  経  回  を  和  月        と     生     自  代    
         子  か  者  旧  岐  歴  目  出  十  二        文    └      分  館    
         二  つ  も  軍  な  を  の  し  四  日        化           史  長    
         代  て  多  人  人  持  職  た  年  貝        活                   
         の  の  く  の  間  つ  に  曰  に  島        動                   
         生  私  居  職  的  人  つ  く  坑  炭                            
         活  の  た  業  要  間  い  付  内  礦                            
         を  父  事  幹  素  だ  た  き  ガ  に                            
         永  親  を  部  を  っ   ゜ の  ス  入                            
         く  の  知  も  含  た     炭  爆  社                            
                   `                 `                           

東三坑坑内ガス爆発犠牲者慰霊塔と思われる
石塔が旧新坑東区墓地に立つ。
 
                     開  レ  員  機  よ  せ  ろ  た  鉱  生  態             
                     い  コ  と  会  う  た  う  初  内  命  と  荒     二    
                     た  |  し  を  に   ゜ か  め  に  の  同  廃          
                      ` ド  て  活  し  文   ゜ て  於  危  じ  し     荒    
                        コ  演  か  た  庫  文  の  け  険  く  た  に  廃    
                        ン  劇  し  の  も  化  組  る  す  荒  戦  お  し    
                        サ  活  て  も  つ  部  合  労  ら  ん  後  け  た    
                        |  動   ` 私  く  を  指  働  具  で  の  る  戦    
                        ト  に  有  だ  り  具  導  者  体  居  炭  文  後    
                        も   ` 能  っ  組  体  者  の  的  た  礦  化  の    
                        三  音  な  た  合  的  だ  文  に   ゜ 生  活  炭    
                        坑  楽  文   ゜ 員  に  っ  化  経  私  活  動  礦    
                        倶  グ  化  組  や  活  た  伝  験  も  は     生    
                        楽  ル  人  合  家  動  の  道  し  組   `    活    
                        部  |  を  員  族  さ  で  に  た  合  社          
                        や  プ  物  と  に  せ  は  力  の  運  会          
                        保  を  色  の  読  金  な  点  だ  動  全          
                        養  つ  し  接  ま  も  か  を  が  の  体          
                        所  く   ` 蝕  せ  使  っ  置   ` 中  の          
                        で  り  部  の  る  わ  た  い  炭  で  状          
                            `                                    

左:故井上氏の組合活動の一こま

 炭住の集会所でよく開かれていた
料理講習会(昭和30年頃)

 
目         次
第一部  貝島炭礦入社と文化活動
第二部  宮田町石炭記念館創設
第三部

 朝日新聞掲載「貝島炭礦沿革史」へのかかわり

第四部  私の炭礦人生に多大な力をくれた人々