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若宮の名の発祥の神社
三十六歌仙絵発見の神社



所在地 宮若市水原
福丸バス停から徒歩10分



若宮八幡宮正面
 

神殿の中の三十六歌仙絵(写し)

 福丸のバスセンターから歩いて10分、三十六歌仙絵(右写真)の発見の神社として一躍有名になった「若宮八幡宮」を訪れました。
 周りの自動車道の喧騒を全く感じさせない深遠な空間です

 現在の本殿(写真正面)は、江戸時代の初期に建てられたとの事、実に古い建物です。

神 殿
 
 
 三十六歌仙絵の写しが神殿の中に飾ってあります。
 この絵は、江戸時代初期の絵師で岩佐又兵衛勝以(いわさまたべえかつもち)によって描かれています。


宝篋ほうきょう印塔


 
 境内に宝篋ほうきょう印塔があります。塔の中ほどの四角い石の四方に梵字が刻まれています。これを詳しく調べることにより何らかの歴史が分かるそうです。
 
 上写真の本殿をくぐると、歴史を知っている直系1mはあろうかという大木に囲まれた神殿がみえます。若宮八幡宮は、平安時代末期の文治3年(1187)に建立、京都の若宮八幡宮が治めていました。若宮という旧町名もここからきているそうです(ウオッチング若宮から)。
 

宝篋ほうきょう印塔とは
 鎌倉時代中頃から供養塔として建てられた石塔です。
 石塔はこれ以外にも五輪等などがありますが、ここの宝篋ほうきょう印塔は、中央の四角い石の表面に梵字が刻まれています。
 梵字とは、古代インドの文字で梵字1字で一つの仏をあらわしているそうです。



壊れた石塔

 残念なことですが、本宮には、上写真の宝篋ほうきょう印塔はじめたくさんの塔がありますが、左写真のように壊れて放置されています。ザンネン!
参考資料:「ウオッチング若宮」