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八幡塚古墳(はちまんづかこふん)



八幡塚古墳
 中央に祠が見えます。その祠の寄進の印でしょうか。そのすぐ左に天明8年(1788年)と刻んだ石塔がありました(右下写真)。
八幡塚古墳

八幡塚古墳衛星写真から(Google Earth)
右下は新幹線、左が博多方面
 八幡塚古墳は、山口川と黒丸川にはさまれた新幹線横の丘の上にありました。宮若市竹原で、右地図県道から200mたらずの近くです。
 古墳の形は円墳です。周りに溝をもち、直径は約35m、高さは6.5mて、若宮地区では一番大きい円墳だそうです。
 石室は、竪穴式石室から横穴式石室に変わる途中の、竪穴系横口式石室という形をしています。石室の中から、鉄錐(矢の先)、鉄の刀や剣、馬具(馬の飾り道具)が出てきたそうですが、現在の保存場所は、調べていません。現在石室は埋められていて、全く原形を留めていません。
 なお、この丘には八幡塚古墳以外に斎藤塚、別当塚という古墳がありました。別当塚は壊れていますが、斎藤塚は、八幡塚より南にある伊野神社の裏一部残っているそうです。この次取材してきます。
 家族連れなどで訪れてください。周りも犬鳴山系が目前の風光明媚なところです。 

 左上写真中央にある祠のすぐ横に石塔がありました。
参考資料:ウオッチング若宮(旧若宮町教育委員会)